3大学1高専の新たな連携「NaDeC構想」

NaDeC~Nagaoka Delta Cone~
長岡(Nagaoka)の中心市街地を核として、3大学1高専の市を線で結ぶと三角すい(Delta Cone)の形になることから、その頭文字をとったもの

開府400年を迎えた長岡市が進める大手通坂之上町地区の再開発事業「米百俵プレイス(仮称)」。その中の一つ「長岡産業ビジネス交流館(仮称)」において、人材育成や産業振興を産学官金で支援するため、市内3大学1高専(長岡技術科学大学、長岡造形大学、長岡大学、長岡工業高等専門学校)により提案された新たな連携の形が「NaDeC構想」です。

 

 

2つの「イノベーション・ハブ」

長岡市は平成29(2017)年8月、IoTに対する取り組みが経済産業省に「長岡市IoT推進ラボ」として選定され、市内企業へのIoT導入に向けた個別相談やセミナーを行ってきました。その中で、介護と製造業の分野において人手不足や生産性向上などの共通課題があることがわかりました。

そこで、長岡版イノベーションモデルプロジェクトとして、「介護」と「IoT」分野において、市内の介護施設、ものづくり企業、3大学1高専(学生)、金融機関、行政等の異業種が集まり、オープンイノベーションでIT・IoT・ロボットなど新しい技術の活用により課題解決に取り組む二つの「イノベーション・ハブ」を立ち上げます。

特徴
  • 学生を含む異業種を交えたオープンイノベーションであること
  • 試作品の製作にとどまらず、新たなビジネスの育成やベンチャー企業の創出を促すこと
活動日程・拠点
  • 日程:月1回、2時間程度。活動状況に応じて柔軟に運営する。
  • 拠点:NaDeC BASE

介護イノベーション・ハブ

目的
  • 現状の介護現場は人手に頼るところが多いため、IT・IoT化、ロボットの導入などにより、介護職員の負担軽減・職場環境の改善を実現するとともに、介護職のイメージアップによる介護人材の確保につなげる。
  • 介護現場のスマート化の実現を目指すとともに、長岡から介護関連産業の創出を目指す。
代表

木村 哲也(きむら てつや)  長岡技術科学大学大学院 システム安全 准教授

【研究分野】

レスキューロボット、サービスロボットの国際安全規格

次世代ものづくり人材育成、空気圧システムの非線形型制御

 

IoTイノベーション・ハブ

目的
  • 長岡市特有の課題を解決することで、市内産業全体の生産性を底上げを図る。
  • フリーディスカッションでアイディアを出し合い、それらをビジネスモデルまで高めることで、これまでに無い「長岡発のIoTシステム」の実装を目指す。
進行役

上村 稔(かみむら みのる)  長岡ものづくり現場改善インストラクタースクール講師

【略歴】

アルプス電気(株)生産本部の理事として製造を統括。中国での新工場立ち上げなどにも関わる。

「長岡ものづくり現場改善インストラクター養成スクール」、

(一社)ものづくり改善ネットワーク「ものづくりシニア塾」を修了。